エタノールが配合されている事に疑問を持つ男女

育毛剤を買うときに、成分表を見ていますか。
何かのアレルギーがある人であれば、気を付けて見ているかもしれませんが、そうではない人だと見たつもりでも、読み飛ばしてしまっているかもしれません。
次に育毛剤の成分表を見るときに、気を付けて見てほしいのが、「エタノール」「無水エタノール」などがあるかどうかです。

エタノールは要するにアルコール類になりますが、なぜ育毛剤に入っているのでしょうか。

なぜエタノール(アルコール)を使うのか

多くの育毛剤にエタノールは入っていますが、なかなか育毛剤との関係を見いだせないのではないでしょうか。
ですが、別にかさ増しのために入れているわけではなく、意味があるから入れているのです。
それに、かさ増しをしたいだけならば、水を入れればいいですしね。

育毛剤にエタノールが入っている理由はいくつかあり、まず品質の保持のためです。
簡単に言い換えるなら、防腐剤のような役割ですね。
どれだけいい成分が入っていても、どれだけ効果が高い育毛剤であっても、腐ってしまっては意味がありません。

水も適当に放置していたら腐ってしまいますから、育毛剤だからと言って腐らないという理由にはなりません。
それから、成分を混ぜ合わせるという役目もあります。
育毛剤は多いものだと60種類以上の成分が入っています。

その中にはなかなか水に溶けてくれないものもあるのですが、エタノールを使うと溶かすことが出来るのです。
アルコールを消毒で使うのは良く知られていると思いますが、育毛剤に使うことによって、頭皮の雑菌を消毒する効果も表れます。
あとは、エタノールは頭皮にある皮脂を溶かす働きもあります。

皮脂を溶かすことで、邪魔するものが無くなり、育毛剤の成分が頭皮に浸透しやすくなるのです。

エタノールは刺激が強くて炎症を起こす事も

ここまではエタノールの働きについて見てきましたから、エタノールは良いものだという風に見えるかもしれません。
しかし、ただいいもので終わらせることが出来ないのです。
エタノールは刺激が強く、皮膚が弱い人だと炎症を起こしてしまうかもしれません。

頭皮で炎症が起こるという事は、頭皮環境が悪化しているわけですから、抜け毛に繋がります。
また、アルコールアレルギーの人や、極端にアルコールに弱い人もいるでしょう。
前述通りエタノールはアルコールの一種ですから、こういった人たちが使うと、やはり頭皮に悪影響になってしまいます。

炎症を起こしたり、かぶれや腫れが出来たりした後では、遅いですから上記に当てはまる人は育毛剤選びには注意してください。
ただし、エタノールと似たようなものに「無水エタノール」というものがあります。
より純度の高いエタノールで、さらに肌に刺激を与えそうですが、成分に無水エタノールと書いている場合、配合量は極々少量であるためそこまで気にしなくてもいいそうです。

刺激以外だと、アルコールは揮発性が高いという特性があります。
頭皮が脂っこいという人であれば、爽快感が得られるものにはなりますが、女性など頭皮が乾燥しやすい人にしてみたらさらに頭皮から水分を奪うことになりますから、注意してください。

アルコールは個々人の判断で

見てもらってわかる通り、アルコールには良い面もあれば、悪い面もあります。
皮膚の強さは人それぞれで、アルコール程度では問題ない人もいますし、アルコールに過剰に反応してしまう人もいます。
ですから、良いか悪いかは個々人での判断に委ねられるでしょう。

もしもエタノールが肌に合わなければ、エタノールフリーの育毛剤もあります。
ただし、エタノールフリーの場合、エタノールの役割を果たす別の成分があるかを確認しておきましょう。
浸透力を高めるためのものがあるのか、防腐剤になるものはあるのかといった感じですね。

エタノールフリーで、無添加無香料、パラベンフリーというものがあった場合、少し気を付けた方が良いかもしれません。

自分の地肌に合った育毛剤を

良くどの育毛剤が良いのかと尋ねる人がいます。
効果が高いもの、肌に優しいもの等、一定の基準はあると思いますが、最終的には自分に合うかどうかですから、まずは自分の性質(敏感肌じゃないかなど)を考えてみるといいのではないでしょうか。