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バツを作る女性

毛を育てると書いて育毛剤ですが、髪の毛に良い成分ばかりかと言われたら、そうではありません。
育毛剤という形を作るうえで仕方なく入っているものであったり、売り物としての体裁を整えるもの出会ったりと、直接育毛には関係ない成分も含まれています。
そこで、育毛剤を買うときに、気を付けておきたい成分をまとめてみましょう。

シャンプーにも使われる界面活性剤

界面活性剤というものを聞いたことはあるのではないでしょうか。
本来は混ざらない、水と油を混ぜるときに使われるため、油汚れを落とすときに使われますよね。
界面活性剤が入ることで、油が水に溶けるため簡単に落ちるのというわけです。

人の肌につけると、皮脂を溶かしてしまうものですが、シャンプーに使われている理由としては、皮脂によってこびりついた汚れを落とすためで、皮脂を落とすことが主の目的ではありません。
しかし、育毛剤で使われるときには、皮脂を落とすことが大きな目的になります。
皮脂は肌を守ってくれていますが、育毛剤の成分からも肌を遠ざけているのです。

そのため、界面活性剤で皮脂を溶かすと、成分が浸透しやすくなります。
ただし必要以上に皮脂を落とすと、守りがなくなり頭皮が傷つきますし、減った皮脂を増やそうと過剰に分泌するようになります。
界面活性剤の中でも、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウム等が強力過ぎて危ないと言われていますが、覚えにくい場合には「硫酸」がついていると危険だと覚えておくと良いでしょう。

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多くの育毛剤に使われるエタノール(アルコール)

多くの育毛剤にエタノールは入っていますが、なかなか育毛剤との関係を見いだせないのではないでしょうか。
ですが、別にかさ増しのために入れているわけではなく、意味があるから入れているのです。
それに、かさ増しをしたいだけならば、水を入れればいいですしね。

育毛剤にエタノールが入っている理由はいくつかあり、まず品質の保持のためです。
簡単に言い換えるなら、防腐剤のような役割ですね。
どれだけいい成分が入っていても、どれだけ効果が高い育毛剤であっても、腐ってしまっては意味がありません。

水も適当に放置していたら腐ってしまいますから、育毛剤だからと言って腐らないという理由にはなりません。
それから、成分を混ぜ合わせるという役目もあります。
育毛剤は多いものだと60種類以上の成分が入っています。

その中にはなかなか水に溶けてくれないものもあるのですが、エタノールを使うと溶かすことが出来るのです。
アルコールを消毒で使うのは良く知られていると思いますが、育毛剤に使うことによって、頭皮の雑菌を消毒する効果も表れます。
あとは、エタノールは頭皮にある皮脂を溶かす働きもあります。

皮脂を溶かすことで、邪魔するものが無くなり、育毛剤の成分が頭皮に浸透しやすくなるのです。

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エタノールは刺激が強くて炎症を起こす事も

ここまではエタノールの働きについて見てきましたから、エタノールは良いものだという風に見えるかもしれません。
しかし、ただいいもので終わらせることが出来ないのです。
エタノールは刺激が強く、皮膚が弱い人だと炎症を起こしてしまうかもしれません。

頭皮で炎症が起こるという事は、頭皮環境が悪化しているわけですから、抜け毛に繋がります。
また、アルコールアレルギーの人や、極端にアルコールに弱い人もいるでしょう。
前述通りエタノールはアルコールの一種ですから、こういった人たちが使うと、やはり頭皮に悪影響になってしまいます。

炎症を起こしたり、かぶれや腫れが出来たりした後では、遅いですから上記に当てはまる人は育毛剤選びには注意してください。
ただし、エタノールと似たようなものに「無水エタノール」というものがあります。
より純度の高いエタノールで、さらに肌に刺激を与えそうですが、成分に無水エタノールと書いている場合、配合量は極々少量であるためそこまで気にしなくてもいいそうです。

刺激以外だと、アルコールは揮発性が高いという特性があります。
頭皮が脂っこいという人であれば、爽快感が得られるものにはなりますが、女性など頭皮が乾燥しやすい人にしてみたらさらに頭皮から水分を奪うことになりますから、注意してください。

アルコールは個々人の判断で

見てもらってわかる通り、アルコールには良い面もあれば、悪い面もあります。
皮膚の強さは人それぞれで、アルコール程度では問題ない人もいますし、アルコールに過剰に反応してしまう人もいます。
ですから、良いか悪いかは個々人での判断に委ねられるでしょう。

もしもエタノールが肌に合わなければ、エタノールフリーの育毛剤もあります。
ただし、エタノールフリーの場合、エタノールの役割を果たす別の成分があるかを確認しておきましょう。
浸透力を高めるためのものがあるのか、防腐剤になるものはあるのかといった感じですね。

エタノールフリーで、無添加無香料、パラベンフリーというものがあった場合、少し気を付けた方が良いかもしれません。

育毛剤に配合されているパラベンについて

育毛剤のパラベンの事で悩む男性

一度ついたイメージとはなかなか払しょくできないもので、科学的な根拠がないのだと言われているにもかかわらず信じられていることがあります。
育毛剤で使われる成分で、パラベンがありますが、これに対して悪いイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
「パラベンフリー」を謳っているものもありますが、実際のところそこまで悪いものなのか、調べてみました。

そもそもパラベンとは何?

パラベンとは、防腐剤の1種で「パラオキシ安息香酸エステル」と言います。
さらに付け加えるなら「パラオキシ安息香酸イソプロピル」「パラオキシ安息香酸プロピル」「パラオキシ安息香酸イソブチル」「パラオキシ安息香酸ブチル」「パラオキシ安息香酸エチル」を総称して「パラオキシ安息香酸エステル」=パラベンです。
冒頭にも書きましたが、安全性や低刺激性を示すために、パラベンフリーを大々的公表しているものも少なくありません。

1種類だけでも防腐効果がありますが、複数使うことでさらに効果を高めることが出来ます。
育毛剤にこういった防腐剤が使われるのは、空気中や手から雑菌が入り、腐敗することを避けるためです。
育毛剤が腐るというと、あまり想像がつかないかもしれませんが、普通の水でも何もせずに放置しておくと腐ります。

なぜパラベンは地肌に悪いと言われているのか

パラベンはアレルギー反応を引き起こす可能性がある事が、おおもとになるでしょう。
昔、厚生労働省がアレルギー性があるとして、表示義務を課した成分の中にパラベンがあり、回収した商品も存在します。そのイメージが強く残っているのではないかと言われています。
実際アレルギーがある人が使うと、シミやしわになると言いますし、ひどい時にはアスピリン喘息を誘発する恐れもあります。

そのため絶対に安全だとは言えませんが、パラベンを使って皮膚障害を起こす人は1000人中2~3人ほどです。
これに比べると、着色料や香料の方がよっぽどアレルギー反応を起こす可能性が高く、アレルギー=危険だというのであれば、卵も甲殻類も危険だと忌避されるべきですが、どういうわけかパラベンはとても肌に悪いものだと解釈されることがあるようです。

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実際パラベンが入っていることは悪い事なのか

全成分で見た場合、天然由来のアレルギーがない成分の方が安全ですし、前述通り全く危なくないとは言えません。
しかし、防腐剤というカテゴライズで見た場合、パラベンはむしろ安全な成分です。
アレルギーがない人だと、決められた割合で配合されている分には、問題なく使えますし、多くの育毛剤や化粧品では決められた割合よりも、さらに低い割合で使われていることがほとんどです。

それでも肌にダメージがあるのではないかと、思ってしまうかもしれませんが、肌に悪いものがほんの少しも使われていない化粧品や医薬部外品は存在しないのではないでしょうか。
当然アレルギーがあれば、パラベンフリーのものを使うべきですが、パラベンフリーを使う場合代わりに使われている防腐剤は何かを見ておく必要があります。

もしも防腐剤がなければ、使っているうちに腐ってしまいます。
腐った育毛剤と、パラベンが入っている育毛剤、どちらが肌に優しいかは言うまでもないでしょう。
パラベンがフリーでも、パラベンよりも危険な防腐剤が入っている可能性もあります。

パラベンに過剰反応しない方が良いかも

確かにパラベンには悪い面もあります。
ですが、それはパラベンに限ったことではありません。
防腐剤代わりにエタノールを使っているものもありますが、アルコールアレルギーだと、エタノールの方が危険だとも言えますし、結局は自分に合っているかどうかです。

あっていなかった場合、速やかに病院に相談した方が良いですが、だからと言ってパラベンに過剰反応していると、頭皮ケアが出来なくなるかもしれません。

香料や着色料はアレルギーを起こす可能性も

香料や着色料というだけで、あまり体にイメージがない人もいると思いますが、まさにその通りです。
香料はアルコールやその他の成分の匂いを隠すために使われるもので、使われた香料によって、副作用が変わってきます。
またアルコールと同じく、アレルギーがある人もいますから、はじめて使うものの場合には香料が入っているかを確認しておきましょう。

着色料は香料よりもさらにアレルギーのリスクが高いです。
香料にしても、着色料にしても、育毛とは無関係ですから、これらが入っているだけで、他の成分を薄めてしまっているとも考えることが出来ます。
育毛剤の効果としても、頭皮へのダメージを考えてもこれらは使われていないものを買った方が良いでしょう。

配合されている意味はある

一応その成分が入っている以上、何かしらの意味があります。
中には育毛には関係ないものもあり、それらに関してはない方が良いとは思いますが、今回で言うと界面活性剤やエタノールはデメリットはありながらも、育毛と無関係ではありません。
中には、入っていても気にならず、恩恵だけを受けられるという人もいるでしょう。

そのため、これが入っているからダメ、ではなく自分の体質に合っているのかどうかで、育毛剤は選んだ方がよさそうです。

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