頭髪の詳しい画像

育毛剤の良し悪しや、効果の違いを説明するサイトを見ていると、様々な言葉が出てきます。
さも当然のように書かれているため、説明がないこともしばしばで、結局どういうものなのかわからないものもあるのではないでしょうか。
今回はそんな言葉の中で「毛乳頭」と「毛母細胞」についてお話していきます。

毛髪を作り出す大事なところ

毛母細胞や毛乳頭を簡単に説明すると、髪の毛を作り出すところです。
そのため、育毛剤の話に良く登場するんですね。
これらをひっくるめて「毛根」と言っている場合もありますが、毛根=毛乳頭+毛母細胞ではありませんから、注意してください。

毛母細胞や毛乳頭があるのは、髪の毛の皮膚に入り込んだ部分で毛根部というところにあります。
毛根部の一番奥にあるのが毛乳頭で、毛母細胞は毛乳頭を取り囲むようにして存在しています。
毛根部にはほかに、毛包や皮脂腺などがあります。

毛母細胞と毛乳頭は、ヘアサイクルの成長期に活発に働き、発毛や育毛を行います。
退行期になると毛根部が小さくなり、休止期に入ると毛乳頭と毛が離れるのです。
毛頭と離れた毛は成長しなくなり、やがて脱毛期に抜け落ちることになります。

毛乳頭にはどんな特徴が?

毛根部の一番奥にある毛乳頭の役割は、発毛や育毛をするように命令することです。
逆にそれらをしないように指示することもできます。
皮膚と毛の間にあるようなイメージで、毛細血管から栄養を受け取る部分でもあります。

栄養を受け取った毛乳頭は、毛母細胞にそれを渡して髪を伸ばすように命令します。
男性型脱毛症の原因と言われる、ジヒドロテストステロンは、毛乳頭に働きかけて育毛や発毛とは逆の指示を出すようにさせているのだそうです。
ここで育毛剤の効果について思い出してほしいのですが、血流を良くしたり、頭皮に栄養を与えたりといったものがありますよね。

なぜ血流を良くする必要があるのか、どこに栄養を送っているのかと言えば、血流を良くすることで毛乳頭に栄養を与える毛細血管にまでしっかりと血液が流れるようになるためですし、栄養を受け取る毛乳頭に栄養を送っているのです。
それは、毛乳頭に何かあった場合、どれだけ育毛剤を使っても無意味であるという事でもあります。

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毛母細胞の特徴について

毛母細胞は毛乳頭の周りにある細胞です。
なぜ毛乳頭の周りにあるかは、先ほどまでの説明で分かっているかと思いますが、毛乳頭から栄養を受け取るためです。
受け取った栄養を使って、細胞分裂を繰り返して、髪の毛を伸ばすことが出来ます。

余談ですが、髪の毛の色がどのように決まるのかをご存知ですか。
毛母細胞の間には、色素細胞が存在していて、メラニンを作っています。
作られたメラニンは、毛母細胞に渡され、渡されたメラニンの数によって色が決まるのだそうです。

メラニンが少なければ色が薄くなり、多ければ色が濃くなるんですね。
それから、永久脱毛というものがありますが、この時にレーザーを当てているのが毛母細胞になります。
つまり、毛母細胞も無くなってしまうと、毛が生えなくなってしまうのです。

頭髪が生えてくるかどうかはこれらが大事になる

毛乳頭が指示を出し、毛母細胞が髪を伸ばすといった役割分担になっているのですが、薄毛の人にとってこれら2つが生きているか、死んでいるかがとても重要になります。
例え髪が生えてこなくなったとしても、毛母細胞と毛乳頭が生きていれば、比較的簡単に髪を生やすことが出来るでしょう。
そうでなければ、植毛などでしか髪を取り戻すことが出来なくなります。

数が少なくても、細い髪しか生えてこなくても、髪さえ生えていれば毛乳頭も毛母細胞も生きていると言えますので、放置せずに早めにケアをするようにしてください。

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