薄毛と遺伝の関係と親子

髪の毛の色や、目の色、身長、病気の有無など、遺伝が関わってくるものはたくさんありますよね。どれだけ頑張っても、遺伝だから仕方がないというようなこともあるでしょう。
では、薄毛は遺伝と関係してくるのでしょうか。

簡単な遺伝の仕組み

遺伝については学校で勉強したとは思いますが、簡単におさらいしてみます。
遺伝というと、父親と母親から半分ずつ染色体を受け継ぎますよね。
血液型を例に挙げるなら、父親がAB型、母親がO型だとすると、父親はAとBの遺伝子を持っていて、母親がO型の遺伝子を2つもっていることになります。

生まれてくる子は、父親からはAかBを、母親からはOを受け継ぎますから、AO型かBO型になります。この時AやBはO型よりも優先的に表に出ますから、A型やB型と言います。余談になりますが、A型というと今言ったAO型とAA型の2つを指していて、B型でも同じことが言えます。
仮にAO型とBO型で子供を作ったら、全ての血液型が生まれる可能性があるわけですね。

脱毛症に関係する遺伝子というのはすでに見つかっていて、性染色体が関係しているのだそうです。
性染色体とは、男性になるか女性になるかを決めるもので、男性だとXY、女性だとXXの染色体をもっています。
脱毛遺伝子と言われているものは、X染色体が関係してくるのだそうです。

脱毛症になる可能性は母方の祖父を見るとわかる

絶対ではありませんが、母方の祖父が禿げていたら、男性は禿げる可能性が高いです。
前述通り、男だと性染色体としてXYを持ちます。
この時絶対に父親からY染色体をもらっていますから、X染色体が関係してくる薄毛とは関係ありません。

一方X染色体は母親からもらいます。
その母親は、母方の祖父母からそれぞれX染色体をもらっています。
母方の祖父が薄毛になる遺伝子を持っていれば、それは確実に母親に受け継がれるのです。

母方の祖父が禿げているという事は、この時点で50%の確率で自分が受け継いでいるという事になります。
さらに、母方の祖母が薄毛遺伝子を持っていて、母親に遺伝していた場合には、100%の確率で自分も受け継いでいることになります。
もしも曾祖父レベルまでさかのぼることが出来たら、さらに細かく確立を調べることが出来るでしょう。

ここで疑問になってくるのが、なぜ母親が脱毛症にならないのかです。
2つあるX染色体の両方に薄毛になる遺伝子があれば、女性であっても脱毛症になるはずですよね。
しかし女性は男性より、身体のつくりで見た時に、薄毛になりにくいため脱毛症にならない可能性が高いのです。

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女性の方が禿げ難いのはホルモンが影響している

女性の方が禿げ難い理由として、性ホルモンが関係しています。
まず女性ホルモンであるエストロゲンは、薄毛になることを防いでくれるそうです。
女性ホルモンは、当たり前ですが女性に多いため、女性の方が薄毛になりにくくなります。

さらに男性ホルモンであるテストステロンが変化した、ジヒドロテストステロンは、薄毛を進行させてしまいます。
こちらもまた、男性の方が多く分泌しますから、男性は薄毛になりやすいです。
加えて先ほど説明した、薄毛になる遺伝子というのは、ジヒドロテストステロンを作りやすくするため、薄毛になるものです。

つまり、もとよりテストステロンの少ない女性は、いくらジヒドロテストステロンが増えやすかろうと、男性ほど薄毛になることはないわけです。
女性のテストステロンの量は、男性の10分の1ともいわれていますから、とても雑に考えると女性は男性の10倍薄毛になりにくいわけです。
しかし、女性なら絶対にジヒドロテストステロンが関わってくる薄毛にならない、というわけではありません。

中にはそういう人もいますから、父親が禿げているという女性は、頭に入れておいた方が良いでしょう。

遺伝だけがすべてではない

脱毛症になる遺伝子を持っていたとしても、絶対に薄毛になるわけではありません。
生活習慣やヘアケア次第で、進行を遅らせることも、発症を防ぐこともできるでしょう。
またジヒドロテストステロンを作る酵素を抑制する育毛剤もありますから、遺伝による薄毛が考えられる場合には、予防的に使っておくのもいいかと思います。

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